国公立大学を目指していらっしゃる方は、センター試験の結果をみて二次試験の願書を提出されたことと思います。前期日程の本番まで二次試験対策をされているところだと思います。センター試験の結果によって、志望校を諦めた人もそうでない人もそれぞれ状況は違うと思いますが、これからの数週間は先々後悔の無いように頑張ってください。
ところで、前期日程と比較して後期日程の方が大学偏差値が高くなるというのをご存じでしょうか。ランキング表記にすると如実にわかるのですが、全般的に後期日程の方が大学偏差値ランキングは高くなります。理由はいくつか考えられますが、ランキング的には同じ学部でも募集人員が少なかったり、前期でダメだった人が後期日程に集まってくるとかイロイロ考えられます。また、後期日程の場合、前期日程と違って後が無いという意味でも大学偏差値ランキングを押し上げているのかもしれませんね。
しかし、大学偏差値ランキングというのはあくまでも難易度を示す相対的な『目安』であって、絶対的な『指標』ではありません。特に大学入試の二次試験の場合、しっかりと二次試験対策を行って出題傾向や特徴を把握した受験生が多いため、差がつきにくい状況になっています。
特に東大や一橋といった偏差値ランキング上位の難関校の場合、センター試験の結果は合否判断における割合は2割程度に抑えられているため、合否のポイントは二次試験ということになります。それ故、センター試験の結果がよくて偏差値的に偏差値70を超えているとしても、二次試験対策がうまく出来ていなければ合格は難しいということになります。
去る1月16日(土)・17日(日)の両日に全国で大学入試センター試験が無事実施されました。寒波襲来で各地で大雪が降ったこと、交通機関への影響、新型インフルエンザ……しかし、大きな混乱もなく終了しました。
大学進学を目指す学生の皆さんは、大学入試センター試験が終わったことで二次試験に気持ちを切り替えていらっしゃることと思います。大学入試の本番はまさにこれからです。気を抜くことなく頑張ってください。
さて、大学入試センター試験の自己採点で自分の得点を大方把握されて、今後の方針を変更せざるおえない方もいらっしゃるでしょうか。
『大学入試センター試験の得点が思ったより良くなかったから、志望大学の偏差値からすると少し不安……』
『大学入試センター試験の得点が思いのほか良かったから、もう少し偏差値の高い大学にしようかな……』
このように大学を偏差値だけで考えていた場合には、悩みも生じてしまいます。やはり志望大学は偏差値だけではなく、自分の将来の夢とか就職、興味のある分野、師事を仰ぎたい教授のいる大学などの要素もないといけないんじゃないでしょうか。
このことは自分のことを振り返って反省するところですが、大学を偏差値だけで選んでしまうと大学進学後、何をやりたいのか目標を失ってしまって途方にくれるという事態に陥りがちです。
大学進学後、自分のやりたい事を探すというのもひとつの考え方です。
しかし、もっと若いうちに自分の将来の夢をもっと具体的に考えてみるというのも大切なんじゃないでしょうか。
厚労省と文科省が共同実施した「2010年3月大学等卒業予定者の就職内定状況」(10/1現在)によると、来春卒業予定の大学生の就職内定率は2005年以来の低水準となる62.5%にとどまるそうです。しかし、来春卒の求人倍率は1.62倍となっており、倍率そのものは超就職氷河期と呼ばれた2000年卒の0.99倍や、1996年卒の1.08倍と比較するとまだまだ余裕があります。
こうした背景には、求人ニーズと学生の就職志向のミスマッチがあると思われます。現在も募集中の企業があるのに、企業の求めるタイプの学生は思うように集まらないことが原因のひとつです。また、企業の募集計画人数への「量」的こだわりが以前と比べて低くなっていることも原因にあげられるでしょう。学生の「質」が求めるレベルに達していないのであれば、あえて妥協してまで数合わせに走らずに、「厳選採用」しようということです。
今までのように大学を出たから、就職も思いのままという時代は過去のものとなりつつあります。一流大学を出たからといって、就職も思いのままとはならないこともありそうです。大学就職ランキングと合わせて分析しなければならないのが、大学生の志望就職先ランキングです。大学就職ランキングが結果に対して、志望就職先ランキングは今の大学生が就職したいと思う企業ランキングです。この大学就職ランキングと志望就職先ランキングのミスマッチが大きくなってきているのが、現在の内定率の低さの原因といえるでしょう。
不況の中、就職戦線が激化してきているようです。今回はその他のランキングとして大学就職ランキングをご紹介したいと思います。
今年の就職率は理系が昨年よりアップし、逆に文系はダウンしたそうです。理系の就職率が高く、文系が低い「理高文低」は、不況になるとその差は広がる傾向にあります。理系は大学で過ごす時間が文系学生よりも多く、就職指導がしやすいからだといわれており、不況になっても理系の就職率が比較的安定している原因の一つです。こうした動向は大学入試にも即座に影響し、不況と同時に理系人気が高まるのが常です。
大学ランキングでも気になるのが就職ランキングです。大学を卒業しても、就職先が無いというのでは宝の持ち腐れです。大学は少子化が進むことで全入時代を迎えるといわれています。学生確保という観点からも、大学は独自性をアピールし、優秀な学生を集めなければなりません。
そのためにも就職に強い大学というのはアピール度満点ではないでしょうか。大学就職ランキングはひとつの目安です。その就職ランキングを見ると、よく見る大学偏差値ランキングとは大きく違うことが特徴です。地方の大学、マイナーな学部が目立ちます。これは専門色が強いことで、希少性が高いことも一因かもしれません。
あくまでも「就職率」なので、絶対数は少ないのですが、就職のことを考えたら、専門色の強い学部を選ぶのもいいかもしれませんね。大学就職ランキングでした。
先日、世界の大学ランキングに関するニュースがありましたので、ご紹介しておきましょう。
『世界の大学ランキング、首位やっぱりハーバード 東大は22位に後退』
(2009/10/14|ブルームバーグ配信より引用)
英タイムズ高等教育版(THES)がまとめた今年の世界の大学ランキングで、米国のハーバード大学が6年連続で首位を維持した。2位には英国のケンブリッジ大学が入り、昨年の3位から順位を上げた。昨年2位の米エール大学は3位に後退した。
~~~~~(中略)~~~~~
日本勢で上位100位に入ったのは6校(前年は4校)で、東京大学が22位(同19位)、京都大学が25位(同25位)、大阪大学が43位(同44位)、東京工業大学が55位(同61位)、名古屋大学が92位(同120位)東北大学が97位(同112位)だった。また、慶応大学(142位)、筑波大学(174位)が新たに上位200位ランク入りした。
~~~~(以下省略)~~~~
世界の大学ランキングでは、日本の大学が100位までのランキングの中に6大学しかないというのは、少ない気もしますが・・・。前年のランキングに入っているのが4大学なのでまだいいほうなのでしょうか。昨年の大学ランキングと今年の大学ランキングの順位の変動を見ると、相対的に日本の大学のランキングが上がっているので喜ばしいことですが、アメリカのハーバード大学とエール大学、イギリスのケンブリッジ大学など有名な大学は世界の大学ランキングでもトップの大学なのですね。
日本の全国の主要177大学(私立108、国立62、公立7)を対象にした、「本当に強い大学ランキング」なるものが紹介されていたので、要約してご紹介したいと思います。この大学ランキングは、少子化、補助金削減といった逆境にも生き残るであろうと思われるブランドランキング、就職率ランキング、偏差値ランキングなどの各種ランキングデータを基にランキングされているもののようです。
ランキングの基になる指標は大きく分けて、大学の経営基盤となる「財務力」、学生に付加価値を与える「教育力」、その結果として現れる「就職力」、という3つの指標で構成されています。
ランキング上位の10大学をご紹介しましょう。
1位 東京大学
2位 慶應義塾大学
3位 京都大学
4位 大阪大学
5位 早稲田大学
6位 豊田工業大学
7位 東北大学
8位 東京工業大学
9位 北海道大学
10位 武蔵野大学
ランキングトップは、「東京大学」でダントツ。ブランド、実績、財務力と何をとっても他を圧倒する状況です。就職においても、2000人を超える上場役員数など各分野で突出しています。
ランキング2位の「慶應義塾大学」は、上場企業役員数が全体でトップ、卒業後の年収などで高い数値を得ています。ランキング3位の「京都大学」は、ランキングトップの「東京大学」に次ぐ「科学研究費補助金」や自己努力収入といった、研究分野で高いポイントを得ています。
ランキングの顔ぶれを見ると、旧帝大と早慶でほぼ占められていますが、6位の「豊田工業大学」はトヨタ自動車からの寄付金が多く、就職率100%(!)という実績でランキング上位に食い込んできているようです。